漢方薬
カラダのバランスを整える漢方医学

日本固有の「漢方医学」に基づいて処方される薬、それが漢方薬です。
天然成分を使っているので体に優しく、副作用が少ないのが魅力的。
漢方薬には、自律神経を安定させて
「カラダのバランスを整える」という効果があります。
多汗症の場合でいえば、ストレスや代謝の障害など何らかの問題を抱えたために発汗量がおかしくなってしまったカラダを、あるべき状態に戻していく、という効果が期待できるのです。
つまり・・・発汗作用をコントロールする自律神経や汗を出すエクリン汗腺が本来の働きを取り戻せば、異常な発汗は徐々に収まっていくというわけですネ!
漢方薬は、専門の漢方薬局のほか、病院でも処方してくれるところがあります。
多汗症に効果があるとされる漢方薬の一部を紹介しましょう。
◉防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
多汗症治療の漢方薬としてよく用いられます。
夏場に異様なほど汗をかく人、太り気味の人などに効果的。
◉黄連解毒湯(おうれんげどくとう)
体が熱く、のぼせる感覚のある人向け。
多汗症だけでなく、イラつきや不眠の緩和にも効くようです。
◉柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
精神を安定させる効果があるので、緊張によって発汗量が増える人に処方されます。
◉柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)
カラダのほてりや緊張によるドキドキ感を鎮める薬です。
特に手のひらや脇の下など、上半身の発汗量が多い人に効果があります。
◉桂枝加黄耆湯(けいしかおうぎとう)
発汗作用のバランスを整えます。全身性発汗を抑える効果が期待できます。
このほかにもさまざまな漢方薬が用いられます。
漢方薬治療を行うときは、必ず専門家や医師に相談しましょう!
seraが考える漢方薬のメリット&デメリット
【漢方薬のメリット
】
一時的な治療ではなく徐々にカラダのバランスを整えていく治療なので、続けることで完治する場合もあります。
手術や注射に抵抗がある人は、まず試してみてもいいのでは?
【漢方薬のデメリット
】
漢方薬は効果に個人差があるため、必ずしも「多汗症が改善する」というものではありません。
発汗の症状がヒドイと思うような効果が得られないことが多いようです。
また、効果のある漢方薬と出会えても、その効き目は穏やか。
症状が改善するまでには長い時間がかかります。
そして気になるのは、副作用が“ゼロ”ではないこと!
漢方薬といっても、カラダに合う薬と合わない薬があるんですネ・・・。