ワキガとの関係
汗腺由来だけど、症状はまったく別物
多汗症とワキガ(腋臭症)は、よく同系列に並べられがちです。
“脇”のイメージから混同してしまうのでしょうか。
(注:多汗症・ワキガは“脇”以外にも発症しますヨ!)
でも、この2つ、実は全く異なる症状なのです。
通常、私たちが発する汗の多くは、エクリン汗腺と呼ばれるところから分泌されます。
ここから出る汗は水っぽいサラっとタイプ。
放置すると臭いを放ちますが、ワキガのような匂いではなく、いわゆる「汗クサ~イ」感じです。
多汗症の人の場合、自律神経の失調などによってエクリン汗腺が活性化するために、大量の汗をかいてしまうんですネ。
しかし、ワキガの場合はエクリン汗腺ではなく、アポクリン汗腺から分泌される汗が原因となります。
ここから出る汗は、脂肪分などが混じった粘り気のある汗です。
この汗が、細菌の働きによって分解されるとあの独特の臭いを放つようになります。
そして、ワキガの原因には<遺伝>が大きく影響しています。
まとめると・・・、
多汗症→自律神経の失調などの原因によって、エクリン汗腺から分泌される汗の量が多くなる症状。
ワキガ→遺伝などの原因によって、アポクリン汗腺から分泌される汗が匂いを放つ症状ということになりますネ。
汗腺が引き起こす負のスパイラル!
ただ、症状こそ違いますが、原因はどちらも「汗腺」の働きによるもの。
多汗症とワキガを併発している人も少なからず存在します。
そして、恐ろしいことにこんな負の連鎖も起こり得るのです!
ワキガに悩む
↓
それがストレスになり、自律神経が不安定になって多汗症になってしまう
↓
大量の汗が、匂いを押し流す
↓
匂いが拡散してさらにヒドイ匂いに!
悩んでいる人は、早めに専門家に相談するのが吉ですヨ。