汗っかきと多汗症の違い
似ているようで実は違う!多汗症と汗っかき

「汗っかき」も「多汗症」も、人より大量の汗をかくという点では同じように思えますよネ。
この2つの違い、みなさんは何だと思いますか?
そもそも「汗をかく」というのは、人が体温を調節するための機能です。
気温が高かったり運動をしたりして体温が高くなると、脳にある発汗中枢が「汗を出せ」と交感神経に指令を出します。
汗を出すことによって上がりすぎた体温を下げるのです。
この時に出る汗の量が、人よりも多いと「汗っかき」と呼ばれますネ。
ところが!気温が高くなくても、運動をした後でなくても、たくさんの汗をかいてしまうことがあります。
体温調節とは関係なく大量の汗をかく。
それが「多汗症」なのです!
交感神経の失調が原因
では、なぜ人は多汗症になってしまうのでしょう?
これは主に、脳から「汗を出せ」という指令を受ける「交感神経」が、何らかの原因で失調していると考えられています。
失調の原因となるのはストレスや緊張などの精神的な要因や食生活、病気(これは別の項目で説明します)、ホルモンバランスの偏りなどさまざまです。
ただ、“これくらい汗が出たら病気という明確な基準はありません!
体験談として
「脇から出た汗が手首までしたたり落ちる」
「手のひらから出た汗で本のページが濡れる」
という話も聞きますが、やっぱり個人差がありますよネ。
汗の量が異常かも?と感じたら、まず病院へ行くのが良いと思います。
汗はいっぱいかくけれど・・・
気温は涼しいし、運動もしていないのに汗をかく人は多汗症?
いえ、実はそうとも限りません。汗っかきと多汗症は線引きが難しいのデス。
たとえば、日頃から運動している人やスポーツ選手は、身体を鍛えることで、汗の出る汗腺も鍛えられています。
従って、軽い運動で少し体温が上がっただけでもたくさんの汗をかくことがあるのです。
また、太っている人は、皮下脂肪や内臓脂肪が多いために体熱が放出されにくく、体温調節のためには、やはりたくさんの汗をかくことになります。
こうした人たちは、たとえ人より多くの汗をかいていてもただの「汗っかき」の可能性が高くなりますネ。